10月11日に浙江省で開催された2017年杭州雲栖大会(クラウドコンピューティングをテーマにした会議)で、アリババグループ(中国語:阿里巴巴)は正式に‘NASA計画‘の実体組織である‘DAMOアカデミー‘(中国語:达摩院)の設立を発表しました。巨大な独立研究開発の組織であり、世界に貢献する研究所の設立を目指すという。
今後三年間でアリババが技術開発へ投資する金額は1000億元=150億ドルを超えると予想されます。DAMOアカデミーは、AI研究、量子研究、基礎アルゴリズム、サイバーセキュリティー、センサー技術、言語処理、視覚、聴覚、生体、自然言語処理などを活用した認証技術や金融科学技術、広範なテクノロジー分野における研究を行い、更に次世代研究の規模を二倍に拡大することも決まっています。
アリババグループ創業者のジャック・マー(中国語:馬雲)は、「30年までに世界のAI分野のトップになる」とのスローガンを掲げていて、ネットワークシステムやエコシステムの相乗効果を著しく向上させる上で役立つ先端技術の開発が目的だと述べています。
同時にDAMOアカデミー初期10人の学者が発表され、その内3人は中国人科学者、5人はアメリカ人の科学者であり、現在2.5万人の技術者と科学者を雇用しているが、新たに100人の雇用を計画しています。現在すでに世界7ヵ所で最先端の科学研究センターを組織しています。北京、杭州、シンガポール、イスラエル、サンマテオ(アメリカ)、ベルビュー(アメリカ)、セルビア、モスクワにそれぞれテーマが異なる実験室を設立予定です。
アリババのCTOで主任院長である張建鋒首席院長は、「私たちは次世代のエレクトロニックとコンピューターの画期的なイノベーションに期待していて、世界に貢献していく研究所を目指す。そのためにアリババDAMOアカデミーが誕生した。」と述べました。
DAMOアカデミーはアリババグループが現在持っている研究開発システムと比較的に独立していて、未来の最先端技術研究に向けて専心しているところです。
阿里成立研究机构“达摩院”,3年投入要超千亿,还期望诞生下一个颠覆性创新技术