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【News】モバイク(mobike)投資家と言い合いをしたオフォ(ofo)の投資家が前言を覆した

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モバイク(mobike)投資家Ponyとオフォ(ofo)の投資家Allen zhuの言い争い


三ヶ月前に私たちが報道したシェアリング自転車領域で発生した激しい舌戦を覚えているだろうか?投資グループのビッグマウスと呼ばれているGSRventureのAllen zhu(朱嘯虎)とPony(馬化騰)とのグループチャット上で対話が報道されたことを。。。

以下がチャット内容である。

 

二人はシェアリング自転車の鍵問題について言い争っていたようだ。しかし実際の二人の論争のキーポイントは二人が別々に投資したオフォ(ofo)とモバイク(mobike)のことであり、誰が最後の勝者になるかということであった。

 

Allen zhu(朱嘯虎)前言を覆す


今の所、オフォ(ofo)とモバイク(mobike)の競争は依然として勝敗をつけることが難しい。Allen zhu(朱嘯虎)は当時の反応として「データは一切を説明する、1年後見てみようではないか」と答えて、以降は返事を返さなかった。しかし、1年も経たないうちに、オフォ(ofo)の投資家であるAllen zhu(朱嘯虎)は前言を覆した。

 

メディアの報道によると、近日、Allen zhu(朱嘯虎)は第三回復旦主席経済学者カンファレンス上で、「シェアリング自転車大戦」を語っている時に、「目下、シェアリング自転車業界の勢力構造はすでに確定し、基本的に、オフォ(ofo)とモバイク(mobike)の二社によって市場シェアを95%占有した」と言及した。

Allen zhu(朱嘯虎)は「オフォ(ofo)とモバイク(mobike)は絶対的な市場シェアを確保したが、毎月依然として大量の資金を投入して運営が行われている。二社が合併することで唯一利益を得ることができる。」ともいい、さらに、「誰が誰を合併するのか」を聞かれた時、Allen zhu(朱嘯虎)は「それは資本から言うと全く重要ではない」と見解を表した。

実際、去年の9月、Allen zhu(朱嘯虎)は「シェアリング自転車は90日以内に戦いが終了する」と断言していた。また、今年6月に行われた『中国企業未来の星年会』上では、「モバイク(mobike)とオフォ(ofo)の合併の可能性は存在しない」とも言っていた。

今に至るまでに、まもなく1年が経過する。シェアリング自転車の戦いは終わっていないだけでなく、まだ資金の投入から補助金をいかに受け取るかという戦いをしており、その戦いは海外の市場まで広がっている。Allen zhu(朱嘯虎)の態度も当初の考えから現在の展望は、業界で発生している変化を反映している。というのも、ここ三ヶ月間、シェアリング自転車に対しての政策が続けて発表され、その中に多くの都市が緊急にシェアリング自転車の新たな投入を停止したというものが含まれる。

 

TIANFENGSECURITIES(天風証券)の研究報告評価


すでに続けて倒産した2、3番手のシェアリング自転車企業でなくとも、たとえ1番手であるモバイク(mobike)とオフォ(ofo)であろうとも、TIANFENGSECURITIES(天風証券)の研究報告評価では「美しいが使えない」とされている。

TIANFENGSECURITIES(天風証券)の報告によると、2017年6月まで、月間アクティブユーザー(MAU)において、オフォ(ofo)とモバイク(mobike)それぞれで1758万ユーザーと1582万ユーザーに達している。この2つの企業のシェアは第3番手〜第10番手のシェアリング自転車のアプリ所持数合計を大きく超えている。

月間アクティブユーザー量の前月比はオフォ(ofo)が依然として増加しており5.9%に達しているが、モバイク(mobike)は初めてマイナス成長になった。成長率は−1.8%。全体的にいえば、現在オフォ(ofo)はユーザ獲得数と成長速度の面で勝っているが、二社のビジネスモデルは依然として先行きが不透明とされている。

以下ではTIANFENGSECURITIES(天風証券)のシェアリング自転車全研究報告『モバイク(mobike)VSofo、困難な道をどのように打開するか』(中国語:《摩拜VSofo,囧途困境如何破局》)の中で提出された見解だ。

 

以下見解。


モバイク(mobike)とオフォ(ofo)は現段階のビジネスモデルは温室の中の花なだけであり、現実の環境下ではどちらも利益を生み出す方法がなく、資本の消耗なだけである。

  1. モバイク(mobike)は高品質の自転車でユーザー体験を向上させ、長期的な成長を計画しているが、高コストな製造価格によって利益の障害となっている。
  2. オフォ(ofo)は大量に低コストで自転車を投入し、市場を占有しているが、高額な維持コストが会社の将来的な利益獲得の可能性を低くしている。
  3. 2大企業とその他多数の小さな企業の競争局面は短期的に打破することは難しい。業界内部の競争は激しく各会社の値段交渉能力が弱くなってきており、もっとも大きな利益獲得の障害となっている。現在のトレンドを見てみると、モバイク(mobike)とオフォ(ofo)の成長モデルはお互いに組み合わさって成長するというトレンドであり、将来的には重量モデルか軽量モデルの間の中間点を見つけるだろう。しかし、時期は決めがたい。モバイク(mobike)とオフォ(ofo)の利益モデルが完成する前に資本の保護をする必要があり、利益を得るまでにはさらに多くの時間を要するだろう。

 

 

モバイク(mobike)とオフォ(ofo)の利益獲得能力を比較するとTIANFENGSECURITIES(天風証券)が提出した見解はオフォ(ofo)を代表とする低コストモデルがやや優れていると言えるかもしれない。

この前、オフォ(ofo)の創業者である戴威がインタビューを受けた時、「オフォ(ofo)をAndroidにたとえ、モバイク(mobike)をiOSにたとえ、あなたはAndroidとiOSの合併が想像できますか?」と言っていたが、現在、オフォ(ofo)の投資家は二社が合併して初めて利益が出せると言っている。あなたはこの問題をどうみますか??

 

参考資料:曾经和马化腾在朋友圈吵架的人改口了:合并才能盈利!

 

 

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