”合肥VRの街”とは
2017年10月、安徽省の省都合肥市のVR体験展示会にて、中国初となるVRと街が共存する”合肥VRの街”が正式に建設すると発表しました。
このプロジェクトは、政府と社会資本が連携したモデルを採用し、安徽省の政府とインフラの交通建設企業であるLuWangで共同出資をして合資会社を成立しました。そして現在、建設段階に着手しています。
全体的な計画では、約10060㎡の面積であり、建物を入れた総表面積は約584000㎡の巨大なVR総合施設です。また、全投資額は40億円にも上るようです。
”ライフスタイルエリア・産業エリア・商業エリア”の3エリア
”合肥VRの街”は”ライフスタイルエリア・産業エリア・商業エリア”(中国語:一轴・四区・一带)の理念を立てています。
ライフスタイルエリアはVR体験エリアを示します。これは全国で初めてVRとライフスタイルが共存する事例であり、VR+飲食、VR+娯楽、VR+生活、VR+買い物をテーマとしています。そこでは将来VR産業はなくてはならない存在になるという予測を基に建設されます。
産業エリアは、VRイノベーション地区、VR企業地区、VR人材地区、VRクラウドコンピューティング地区といったVRの産業開発促進エリアです。
商業エリアは、ウォーターフロントなどの観光施設やショッピングモールなどの商業施設で消費を作り出す観光レジャーエリアです。
”合肥VRの街”がもたらすもの
”合肥VRの街”は、「生産、都市、人間、文化」という幅広いものを結合して、中国大規模施設での浸透度が低い自然と産業発展を両立することを目指しています。
このプロジェクトの核心的な戦略は、地域経済の成長に従っての新しい基盤、人材が集まる新しい場所などの資源を集積し、イノベーションを起こすといった理念に基づいて、政府と企業が双方に協力してプラットホームを創ることでVR産業の発展を促進することが期待されている。
また、2018年にはここでVR教育連盟第二回大会が開かれます。その後もVRに関する情報や体験を提供し続ける場所として期待されています。
現在では国内に北京・福建省・貴州省などの都市がVR産業と密接に関わろうとしており、”合肥VRの街”の建設は合肥市だけではなく華東地区のVR産業をリードしていくでしょう。
参考資料:规划建设“一轴四区一带”合肥VR特色小镇全力建设中
特色小镇真的来了!合肥第一个vr小镇体验馆亮相肥东!总面积超1500亩、10月正式开工