テンセント 伝統的なガソリンスタンド企業と提携し、ガソリンスタンドを段階的にスマート化を目指す
wechatと冠徳石油がスマートガソリンスタンドをスタートさせる。
すでに深セン南山区のガソリンスタンドではナンパープレートの識別から支払いまでのプロセスを自動化している。
しかし、現状ではwechatの支払いは、QRコードのみの提供になっており、他の自動識別、自動支払いなどのシステムは冠徳石油のシステムを使っている。
この方面のテンセントの動きは活発化している。
テンセントモーターは、今年9月高速道路などの交通システムの決済に参入していくことを発表している。今後もこの動きは続いていくだろう。
他方で、アリババやジンドンは中国企業石油と中国石化と提携し、動いている。
中国のガソリンスタンドのシェアは、この2つの企業が3分の2を占めており、テンセントの出遅れは致命的だ。
テンセント・ジンドン・アリババは、人の生活に関するデータの奪い合いを続けていて、今後も、この動きは続いていくと思われる。
そんな中、アリペイとwechatのシェアは54.5%と39.8%で市場のほぼ95%を占めている。
だが、wechatPAYは実名登録をする必要がなくすぐ使えるが、アリペイは実名登録しないと使えない。
データを総合的に紐付けるなら、実名登録している方が、有利なのではないだろか。
※wechatPAYとは、wechatが提供している決算システムのことである。
この記事はチャイナテックメディアが以下の参考資料をもとに翻訳・修正・加筆をしたものです。
http://www.ebrun.com/20171119/255833.shtml