最近、
アリババはオープンソースデータベースのスタートアップ会社、
MariaDBへ2700万ドルの資金を投入した。
これはアリババの投資では初めての欧米系のスタートアップだ。
(参考資料:由阿里领投,欧洲开源数据库初创公司MariaDB获2700万美元融资)
聞くところによると、
MariaDBはヨーロッパでもっとも流行っているオープンソースデータベースサーバーを提供している会社の一つだ。
この会社はかつてデータベース管理システム会社のMySQLの下部組織だった。
MySQLに取って代わる代替品としてもっとも受け入れられており、評判も高い。
前身がSkySQLとしているので、MariaDBは業界の中で、アリババの視線を釘付けにした。
この会社はスイスとアメリカに事務所を設立しており、
グローバル規模でデータベースを約1200万ものユーザーに提供している。
その中には、Booking.com、HP、Virgin Mobileとウィキペディアが含まれている。
この会社のソリューションは民間や公共部門共に提供されいている。
交渉情報によると、
電子商取引の巨頭アリババはすでにMariaDBへの投資2290万ユーロ(約2700万ドル)に同意している。現在、この取引は完了しておらず、
MariaDBの株主の同意を得たあとで、取引が完了となる。
この投資はアリババがリードインベスターとして、
投資資金約2000万ユーロとし、余剰資金からこの投資をしている。
そして、この取引はMariaDBの企業価値を3億ユーロ(3.54億ドル)に引き上げた。
将来的に、
私たちはアリババクラウドのトッププログラマーである馮玉が加入したMariaDBによる、
新興市場への上場を見ることができるだろう。
ちなみに、この投資よりも前の5月に、
アリババはユーロッパ銀行から2500万ユーロ(約2700万ドル)を資金調達を実施している。
参考資料:由阿里领投,欧洲开源数据库初创公司MariaDB获2700万美元融资